東日本では今年初めての木枯らし一号が吹く頃、
太平洋側でも爆風が吹く予報が出て
安全を考慮して、予定していた運行を中止にしました。
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予定が空いた為、
以前よりお世話になっている
南郷で里山を管理している
アザミの会代表の矢野さんを尋ね
里山の維持と地元の油津小学校1年生がレクレーションを
すると聞きボランティア活動をさせていただきました。
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場所は、南郷町榎原の電気も水道もない空気がうまい場所
もうすでに、スタッフと参加者が集合していました。
椎茸の原木
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取り放題の柑橘類
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手作り感は触れる掘建小屋
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そして、子供達は、里山アトラクションで絶好調の様子
ツリーハウスや大木ブランコ・ロープクライミングなど
手作り遊具が揃っており子供達のルールで
それぞれ遊んでいるところでした。
(最近では、山奥で子供達が遊んでいる姿は見なくなってしまいましたが、
ここは、ちょっと違う!)
もちろんここは、どんぐりや広葉樹もたくさんあり、
山の恵みが豊富にある自然な場所です。
今日集まったレクレショーンの内容は、
石窯で焼くオリジナルピザ作り体験と
羽釜で作るさんまの炊き込み御飯と
秋の野菜が具沢山豚汁をみんなで作って食べる食育です。
学校教育の一環なので、挨拶からスタート
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村長の矢野さんが本日、村民のために村の注意ごとを説明
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もちろん、ここには水道はありません。
タンクに貯めた水で手を洗います。
使用済みの水は、花壇や椎茸の原木に再利用します。
具材をみんなで下ごしらえ
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予め練ったパン生地を伸ばして、オリジナルピザ作り
意外とパン生地を伸ばすのが、手こずっていたようです。
(イメージはイタリアのピザ職人のように
人差し指でくるくると回して)
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ピザソースと先ほど下ごしらえした具材をのせ
さぁ! できあがりを楽しみに
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ジャムおじさんがせっせと90枚のピザを焼いてくれています。
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お腹を空かせた会長は、原木畑に行き、椎茸とにらめっこ中
どうも、げんぼくない!
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そうこうしている時、いつの間にか
かまどで炊くさんまの炊き込み御飯と
秋の野菜たっぷり具沢山豚汁が完成!!!
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時刻は、ちょっきりの12時前
お腹はペコペコです。
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大自然で食べる料理は格別です。
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礼に始まり、礼に終わる。
私自身もとてもいい経験ができました。
海の仕事をしていますが、この海の恵みを
運んでくれるものは、もちろん山からの大自然です。
マリンガイドを通じて、自然環境を正しい共存方法を
伝え、釣りやダイビングを指導する立場です。
次の世代につながる一歩を踏んだ気がしました。