宮崎県ダイビング安全対策協議会(安対協)
のダイビングのプロのメンバーと
オニヒトデの駆除と海の浄化作戦に参戦
予定では、1日3ダイブ
築島と大島の水深10mから30mまでの
作業を7名で行いました。
黒潮も入り、海の透明度がいい時期に行うのですが、
私も何度かお手伝いをしてきました。
久しぶりの調査なので現状を把握する上で
とても気になっていました。
先ずは、築島の現状
:
フラッグを掲げ 周囲に漁師や遊漁船がないか
安全を確認
:
バックロールエントリーで潜行
目標潜水時間40分
そして、40分後
:
オニヒトデの棘が刺さるとアナフラキシーショックで
過去に、死んだ人もいます。
大変危険な生物です。
このヒトデは、硬いサンゴを食べ尽くす生物です。
過去に幾つかの個体が発見されていますが、
串間の都井岬を始め宮崎県のサンゴがいる場所で大量発生
が確認されています。
周期的の自然現象で大量発生になる説がありますが、
自然文化財を守る側としても、間引きをする必要があります。
今回の串間の現状は、
:
70個の個体が見つかりました。(大量発生の予告です)
サイズは、大きい者で直径50cmもある物もあります。
ヒトデ自体は、悪いことはしていませんが、
:
遊漁船業を行う者としても
腐らない釣り具の回収
サンゴがある場所では遊漁をしない
などの配慮が必要です。
大島付近は、オニヒトデの数は減っていますが、
築島のヒトデが散乱し拡散して増えるのは時間の問題です。
この調査は、県条例の漁業権により、
むやみに海産物の捕獲をすることはできません。
宮崎大学海洋自然学の研究チームと合同で行っております。
注意
勝手に駆除や海産物を捕獲するのは罰則される場合もあるので
皆様のご理解の程よろしくお願いいたします。