2015-12 月海洋調査

オニヒトデ駆除作戦イン築島

築島には水深5メートルから15メートル付近に

サンゴの群生があり、生き物の楽園があります。

 

近年、地球温暖化の影響で、海水温が上昇して

生態系のバランスが崩れているようです。

オニヒトデの大量発生

 

串間市都井岬から始まり、

黒潮に乗ってオニヒトデも北上しているのが現状です。

 

今回、宮崎大学海洋学科の深見先生の研究チームと

行政と地元漁業関係者および地元のプロダイバー

合同でオニヒトデの調査および駆除をしてきました。

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一回目の調査は80kg

f:id:MatauMarin:20151224141759j:plain2回目の調査は80kg

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3回目の調査は50kg

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この日だけで計210kgのヒトデが上がりました。

サンゴのがなくなると隠れ家がなくなるので

伊勢海老や小魚がいなくなることがわかっています。

 

磯焼けの進行も同時に進んでおり、これからの

日南の海はどう変わるかが心配です。